頭痛

結論からお伝えします
事故のあとから、頭が痛い。

検査では「異常なし」と言われた。ぶつけた覚えもない。それなのに、後頭部が重い、こめかみが締めつけられる、夕方になると痛みが強くなる——こうしたご相談を、当院ではよくいただきます。

事故のあとの頭痛は、珍しいものではありません。そしてその多くは、頭ではなく首から来ています。

首の神経と顔の神経は、首の上のほうで同じ場所に集まっています。だから首のつらさが、後頭部やこめかみの痛みとして感じられるのです。

このページでは、なぜそうなるのかと、すぐ受診したほうがよい頭痛の見分け方をまとめています。
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事故のあとの頭痛は、珍しくありません

交通事故のあとに出る症状として、首の痛みの次に多いのが頭痛です。事故に遭われた方を追いかけた研究では、210人のうち75人が、事故から7日以内に頭痛を訴えていました

多くの方は数か月で落ち着きます
同じ研究では、3か月の時点まで頭痛が続いた方は4.6%でした。大半の方は、時間とともに落ち着いていきます。
言いかえると、落ち着くまでの数週間から数か月をどう過ごすかが、その後を分けるということです。国際的な頭痛の分類でも、外傷のあとの頭痛は3か月を境に「急性」と「持続性」に分けられています。
出典:Obermann M, et al. Cephalalgia. 2010;30(5):528-534. / Headache Classification Committee of the IHS. Cephalalgia. 2018;38(1):1-211.

「そのうち治る」と言われて、何もせずに過ごしてしまう方がいらっしゃいます。ですが、痛みが強い時期こそ、首まわりの状態を整えておく意味があります

首のつらさが、頭の痛みになる理由

首の上部(C1〜C3)からの信号と顔の三叉神経が、首の上のほうにある神経の合流点で一緒になるため、首のつらさが後頭部やこめかみの痛みとして感じられることを示した図解
首の上の骨からの信号と、顔の神経の信号は、首の上のほうにある同じ場所で合流します。だから首のつらさが頭の痛みとして感じられます。

頭をぶつけていないのに頭が痛むのは、不思議に思われるかもしれません。これには、神経のつくりというはっきりした理由があります。

首と顔の神経が、同じ場所で合流している

首のいちばん上の3つの骨(第1〜第3頸椎)のあたりから出る神経と、顔の感覚をつかさどる神経(三叉神経)は、首の上のほうにある同じ神経の集まりに入っていきます。専門的には三叉神経頚神経核と呼ばれる場所です。

ここで信号が一緒になるため、脳は「首から来た信号」と「頭や顔から来た信号」を区別しきれなくなります。その結果、首のトラブルが後頭部やこめかみの痛みとして感じられるのです。これを頸原性頭痛といいます。

むち打ちのあとの頭痛の約53%
むち打ちのあとに頭痛が出た方を調べた報告では、そのうち約53%が、首から来るタイプ(頸原性頭痛)でした。
一般の方でこのタイプの頭痛を持つ割合は0.17〜2.5%程度とされていますから、事故のあとに限ってけた違いに増えるということになります。
出典:Bogduk N, Govind J. Lancet Neurol. 2009;8(10):959-970.
だから、首を放っておかないでください
首から来ている頭痛であれば、痛み止めだけでは、原因のある場所に手が届きません
首まわりの筋肉と関節の状態を整えていくことが、そのまま頭痛への対応になります。「頭痛だから頭の問題」とは限らない——ここを知っておいてください。
紺のスクラブを着たBTG整骨院のスタッフキャラクターが人差し指を立てて説明している様子
「頭痛のことは話していませんでした」という方、本当に多いです。
首と頭はつながっていますので、気になることは全部お聞かせください。
事故のあとの頭痛は、まず一度ご相談ください
電話で相談する 0568-70-2801LINEで相談する(無料)
受付 平日9:30-12:30 / 15:00-20:00 土9:30-13:30
※交通事故の方は夜20時まで受付可能

この頭痛は、すぐ受診してください

ここだけは、先にお伝えしておきます。事故のあとの頭痛の中には、急いで医療機関にかかったほうがよいものがあります。

事故後の頭痛ですぐ受診が必要な4つのサイン。だんだん強くなる、吐き気をくり返す、手足に力が入らない、ろれつが回らない
だんだん強くなる/吐き気をくり返す/手足に力が入らない/ろれつが回らない。ひとつでもあれば、すぐ救急へ。
次の症状があるときは、すぐに救急受診してください
頭痛がだんだん強くなる/吐き気や嘔吐をくり返す/手足に力が入らない/ろれつが回らない/意識がもうろうとする。
これらは緊急性が高いサインです。迷わず救急へご連絡ください。当院での施術より、受診が優先です。

数週間たってから強くなる頭痛にも注意してください

事故の直後は何ともなかったのに、数週間たってから頭痛が出てきた・だんだん強くなってきたという場合も、医療機関で確認していただく必要があります。とくにご高齢の方や、血をサラサラにする薬を飲んでいる方は、時間をおいて症状が出てくることがあります。

立つと痛く、横になると楽になる頭痛

起き上がると頭痛が強くなり、横になるとやわらぐ——この起立性頭痛という出かたをする場合、背骨をつつむ膜から髄液がもれる脳脊髄液漏出症が疑われることがあります。

起立性頭痛は、専門的な検査が必要です
国は平成19年度から研究班を立ち上げ、平成23年度に画像による判定基準を公表しています。この基準は、どこかの時点で起立性頭痛を訴えた方のデータをもとに作られています。
接骨院で判断できるものではありませんので、この出かたの頭痛がある方は、必ず医療機関にご相談ください。どこにかかればよいか分からない場合は、当院から提携病院をご紹介します。
出典:厚生労働省研究班「脳脊髄液漏出症画像判定基準・画像診断基準」(2011年)

「異常なし」と言われた方へ

レントゲンやMRIで「骨にも脳にも異常はありません」と言われた。それなのに痛い。——この状態がいちばんつらいと思います。

画像に写らないからといって、気のせいではありません
レントゲンやMRIが得意なのは、骨折や出血といった「形の変化」を見つけることです。
一方、頸原性頭痛のもとになる筋肉のこわばりや、関節の動きの悪さは、画像には形として写りません。
「異常なし」は「原因がない」という意味ではありません。命にかかわる異常が見つからなかった、という大事な確認です。

当院では、画像では見えない部分——どの向きに動かすとつらいのか、どこを押すと頭に響くのか、左右で差があるか——を確認したうえで施術を組み立てます。

痛みが長引いている方へ

回復の鍵は「治療頻度 × 治療内容」

事故後の回復を決めるのは
治療頻度×治療内容
どちらか一方だけでは足りません。必要なケアを、必要な間隔で続けられて初めて、体は変わっていきます。

頭痛が出ている時期は、間隔を空けないことがとくに大事です。首まわりがゆるんでも、間が空けばまた元に戻ってしまいます。週1回と週3回では、その後の経過が変わってきます。

そしてその日の状態に合わせて内容を変えること。痛む場所も、つらい向きも、日によって変わります。同じことをくり返すだけでは、体はそのとおりには進んでくれません。

お医者さんの確認も、並行してお願いしています
交通事故で来院された方には、はじめに「月に1回は、お医者さんにも体を見てもらってください」とお伝えしています。
補償のためというより、お体の状態を医学的に確認していただくためです。頭痛はとくに、画像でしか分からないことがあります。
いつ行けばよいか、どう伝えればよいか迷われたときは、いつでもご相談ください。
通い方について

当院で交通事故の施術を受ける5つのメリット

通院を続けられるかどうかで、回復の経過は変わります。当院に通っていただいている方に「来てよかった」と言っていただけるのは、だいたいこの5つです。

1
その日の状態に合わせて、毎回ケアします
痛む場所も、つらい動きも、日によって変わります。手技や電気施術を組み合わせて、その日の体に合わせて調整します。
2
予約制なので、待ち時間がほとんどありません
頭が痛いときに待合室で長く座っているのは、それだけでつらいものです。ご予約いただければお待たせしません。
3
夜20時まで受付。土曜も営業しています
仕事帰りにそのまま寄れます。「通えないから」で間隔が空いてしまうことを防げます。
4
保険会社とのやり取りも相談できます
「こう言われたけれど、どうしたら」——その場で聞ける相手がいるだけで、負担がまったく違います。
5
提携病院をご紹介できます
受診が必要な症状のときは、必要に応じて紹介状を作成します。病院探しからお手伝いします。
当院の特徴内容
お見舞金最大20,000円を支給しています
窓口負担自賠責適用で0円。立て替えも不要です
待ち時間ご予約いただければ待ち時間0で対応します
病院との併用通院しながらのご利用が可能です
施術者国家資格保有者が担当します
受付時間交通事故の方は夜20時まで。土曜も営業
駐車場店舗裏に6台(終日利用可)
※お見舞金には条件があります。詳しくはお問い合わせください。

よくあるご質問

Q. 頭をぶつけていないのに、頭が痛いのはなぜですか?
A. 首から来ている可能性があります。首のいちばん上のあたりから出る神経と、顔の感覚をつかさどる三叉神経は、首の上のほうにある同じ場所で合流します。そのため首のトラブルが後頭部やこめかみの痛みとして感じられます。頸原性頭痛といい、むち打ちのあとに頭痛が出た方の約53%を占めたという報告があります。
Q. 検査で「異常なし」と言われました。気のせいでしょうか?
A. 気のせいではありません。レントゲンやMRIが得意なのは骨折や出血といった形の変化を見つけることで、筋肉のこわばりや関節の動きの悪さは画像に形として写りません。「異常なし」は命にかかわる異常がなかったという大事な確認であって、原因がないという意味ではありません。
Q. 事故のあとの頭痛は、どのくらいで治りますか?
A. 事故に遭われた方を追いかけた研究では、3か月の時点まで頭痛が続いた方は4.6%でした。大半の方は時間とともに落ち着いていきます。ただしその数週間から数か月をどう過ごすかで経過が変わりますので、痛みが強い時期ほど間隔を空けずにケアしてください。
Q. すぐ病院に行ったほうがよい頭痛はありますか?
A. あります。頭痛がだんだん強くなる、吐き気や嘔吐をくり返す、手足に力が入らない、ろれつが回らない、意識がもうろうとする。これらは緊急性が高いサインですので、迷わず救急へご連絡ください。施術より受診が優先です。
Q. 事故から数週間たって頭痛が出てきました。関係ありますか?
A. 時間をおいて症状が出てくることがあります。とくにご高齢の方や、血をサラサラにする薬を飲んでいる方は医療機関で確認していただく必要があります。受診先が分からない場合は当院から提携病院をご紹介します。
Q. 立つと頭痛が強くなり、横になると楽になります。
A. 起立性頭痛といい、背骨をつつむ膜から髄液がもれる脳脊髄液漏出症が疑われることがあります。接骨院で判断できるものではありませんので、必ず医療機関にご相談ください。どこにかかればよいか分からない場合はご案内します。
Q. 痛み止めを飲んでいれば大丈夫ですか?
A. 首から来ている頭痛の場合、痛み止めは感じ方をやわらげますが、原因のある場所には届きません。首まわりの筋肉と関節の状態を整えていくことが、そのまま頭痛への対応になります。お薬については処方された医師にご相談ください。
Q. どのくらいのペースで通えばいいですか?
A. 痛みが強い時期は間隔を空けないことが大事です。週1回と週3回では経過が変わります。お体の状態を見ながら、その都度ご相談して決めていきます。
Q. 病院に通いながら、こちらも利用できますか?
A. はい、併用いただけます。当院では月に1回はお医者さんにも体を見ていただくようお願いしています。頭痛はとくに、画像でしか分からないことがあるためです。
Q. 窓口でお金を払う必要はありますか?
A. 自賠責保険が適用される場合、窓口でのお支払いは0円です。施術費は保険会社から当院へ直接支払われるため、立て替えもあとからの精算もありません。

頭痛だからといって、頭だけの問題とは限りません

  • 事故のあとの頭痛は珍しくありません。7日以内に出ることが多いです
  • その多くは首から来ています。首と顔の神経が同じ場所で合流しているためです
  • むち打ち後に頭痛が出た方の約53%が首から来るタイプという報告があります
  • だんだん強くなる/吐き気をくり返す/手足に力が入らない/ろれつが回らない——このときは迷わず救急へ
  • 立つと痛く、横になると楽になる頭痛は医療機関へご相談ください
  • 「異常なし」は原因がないという意味ではありません
紺のスクラブを着たBTG整骨院のスタッフキャラクターが手のひらで案内している様子
頭痛は、ご本人にしか分からないつらさです。
「これくらいで」と思わずに、まず聞かせてください。
まずはお電話ください。ご相談は無料です
電話で相談する 0568-70-2801LINEで相談する(無料)
受付 平日9:30-12:30 / 15:00-20:00 土9:30-13:30
※交通事故の方は夜20時まで受付可能
参考にした研究・資料
  • Bogduk N, Govind J. Cervicogenic headache: an assessment of the evidence on clinical diagnosis, invasive tests, and treatment. Lancet Neurol. 2009;8(10):959-970.
  • Obermann M, et al. Incidence and predictors of chronic headache attributed to whiplash injury. Cephalalgia. 2010;30(5):528-534.
  • Headache Classification Committee of the International Headache Society. The International Classification of Headache Disorders, 3rd edition. Cephalalgia. 2018;38(1):1-211.
  • 厚生労働省研究班「脳脊髄液漏出症画像判定基準・画像診断基準」(2011年)
もっと詳しく知りたい方へ
BTG整骨院 春日井院
〒486-0807 愛知県春日井市大手町4-5-8
TEL 0568-70-2801
受付 平日 9:30〜12:30 / 15:00〜20:00 土 9:30〜13:30
日曜定休・祝日は通常営業(第二・第四月曜は定休)
駐車場 店舗裏に6台(終日利用可)/店舗前に共有駐車場あり