交通事故治療
電気を当てて、少し揉んで終わり。——そんなふうに思われていることが多いのですが、実際はかなり違います。
当院では手技・ハイボルテージ・微弱電流・超音波・可動域調整・ストレッチ・テーピングを、その方の状態と事故からの時期に合わせて組み合わせます。
このページでは、ひとつひとつが何をするものなのかを、院内の写真とあわせてご説明します。受ける前に中身が分かっていたほうが、安心だと思うからです。
交通事故のケガは、ふつうのケガと違います

追突を受けたとき、首がいちばん危ない形になるのは衝突から0.1秒ほどのあいだです。このわずかな時間に首の骨がS字に折れ曲がり、関節や靭帯が傷つきます。
体が身構えるより先に、ケガは起きてしまっているのです。後ろから来る車に気づいていなかった方ほど、ケガが大きくなりやすいことも知られています。
痛みは24〜72時間かけて強くなり、首だけでなく肩75%、頭痛70%、腰や背中も約60%に出ます。
だから、強く揉めば早く治る、安静にしていれば治る——どちらも、事故のケガには当てはまらないと考えています。今どこに何が起きているかによって、使うものが変わってきます。
はじめに、どこが原因かを確かめます

いきなり施術は始めません。痛む場所と、原因のある場所は違うことがあるからです。ひざが痛いのに原因は腰にある、腕が上がらないのは肩甲骨が止まっているから——こうしたことが実際によくあります。
「これくらい大丈夫」「事故とは関係ないかも」と思うような些細な違和感でも、はじめにお伝えください。
確かめた内容は、その日のうちに記録として残します。
手技療法|かたくなった筋肉をゆるめる


手で直接ふれて、かたくなった筋肉を層ごとにゆるめていく施術です。事故のあとは、痛みをかばうために筋肉が休みなく働き続けています。その状態が続くと、血のめぐりが落ちて、さらにかたくなっていきます。
痛ければ遠慮なくおっしゃってください。
ハイボルテージ|深いところの痛みと炎症へ


ハイボルテージ(高電圧)は、高い電圧を短い時間だけ流すことで、手では届かない深いところまで電気を届かせる機器です。事故直後の、まだ触れられないほど痛い時期から使えるのが大きな利点です。
痛いときこそ、早期に炎症を抑えること、組織の修復を促すことを始めることで、つらい痛みを和らげていきます。
微弱電流|神経の高ぶりをしずめる

微弱電流は、その名のとおりごく弱い電流を流す施術です。ハイボルテージが「深く届かせる」ものだとすれば、こちらは高ぶった神経を落ち着かせ、自律神経を整えるほうを担当いたします。ビリビリとした刺激はほとんどありませんので、電気が苦手な方にも受けていただけます。
つらい日こそ、早期に炎症を抑えること、神経の興奮を抑えること、自律神経を整えることが、早期の回復につながります。
我慢されている方が多いところです。まずはご相談ください。
超音波|組織の修復を助ける


超音波は、耳に聞こえないほど細かい振動を体の中に伝える施術です。1秒間に100万回以上の振動が組織をゆらし、傷んだところの回復を後押しします。出力を上げると深いところを温める(深部温熱)働きもあり、手では届かない深さの筋肉をやわらかくするのに使います。
組織の修復を促すためには、大量の血液が必要になります。患部の周辺をしっかり温めて血流を上げておくことが、早期の回復につながります。
ただし炎症期は、アイシングで炎症を抑え込むことも必要です。どのタイミングで温めるか、冷やすかはしっかりご指導させていただきますので、お気軽にご相談ください。
可動域調整|動く範囲を取り戻す

痛みが引いたあとに残るのが、動く範囲のせまさです。振り向けない、上を向けない、腕が上がりきらない、正座ができない——動かさない期間が長いほど、ここが戻りにくくなります。
患部を安静にしている期間も、関節がかたくなることを予防できます。痛みが引いたあとに関節が固まってしまうのを防ぎ、早期の回復につながります。
ストレッチ・リハビリ|支える力を戻す


動く範囲が戻ってきたら、次は支える力です。事故のあとは、かばっているうちに使わなくなった筋肉が必ず出てきます。そのままだと、日常の動きに戻したときにまた痛めます。
そこで、生活での負担に対するセルフケアもご指導させていただきます。ご自身でもしっかりお身体をメンテナンスしていただけるところまで、お伝えしてまいります。
テーピング・固定|患部を守る

捻挫や打撲のあと、痛めた組織に負担をかけずに生活を続けるために使います。完全に固めてしまうとかたさが残るため、止める方向と、動かしてよい方向を分けるのがポイントです。
テーピングで動かしたくない方向だけを止めておくことで、患部への負担を抑えながら、お仕事を続けていただけます。
どの動きまでなら大丈夫かも、その都度お伝えしてまいりますので、お気軽にご相談ください。
回復までの3つの時期
ここまでご紹介した施術は、お身体の状態に合わせて、適切な施術を適切なタイミングで行うことが何より大切だと考えております。回復の段階によって、必要な施術は変わってまいります。

通う間隔も、経過に関わってまいります
回復には、適切な施術を続けられる間隔も関わってまいります。せっかくゆるんでも、間が空いてしまうと元に戻りやすく、次の時期になかなか進めません。
また、自賠責の慰謝料で対象になる日数は、①総治療日数と②実通院日数×2のうち、少ない方で決まります。間隔が空くと、その分だけ対象になる日数も減ってまいります。お身体の面でも補償の面でも、間隔が空きすぎないほうが安心です。
あわせて、交通事故で来院された方には、はじめに「月に1回は、お医者さんにも体を見てもらってください」とお伝えしております。補償のためというより、お体の状態を医学的に確認していただくためです。画像でないと分からない損傷が隠れていることもございます。
症状別のくわしい説明
ここまでは共通の進め方です。どこが原因になっているかは、症状によって変わります。気になる症状のページに、仕組みと施術のしかたをくわしく書いています。

お電話でそのまま症状をおっしゃっていただければ、こちらで一緒に整理させていただきます。
当院で交通事故の施術を受ける5つのメリット
通院を続けられるかどうかで、回復の経過は変わります。当院に通っていただいている方に「来てよかった」と言っていただけるのは、だいたいこの5つです。
| 当院の特徴 | 内容 |
|---|---|
| お見舞金 | 最大20,000円を支給しています |
| 窓口負担 | 自賠責適用で0円。立て替えも不要です |
| 待ち時間 | ご予約いただければ待ち時間0で対応します |
| 病院との併用 | 通院しながらのご利用が可能です |
| 施術者 | 国家資格保有者が担当します |
| 受付時間 | 交通事故の方は夜20時まで。土曜も営業 |
| 駐車場 | 店舗裏に6台(終日利用可) |
よくあるご質問
Q. 整骨院では、交通事故のケガに何をしてくれるのですか?
Q. 痛すぎて触られたくないのですが、それでも通えますか?
Q. ハイボルテージと微弱電流は何が違うのですか?
Q. 超音波は何をしているのですか?
Q. 強く揉んでもらったほうが早く治りますか?
Q. ボキボキされるのは苦手です。
Q. テーピングをすると、仕事はできますか?
Q. どのくらいのペースで通えばいいですか?
Q. 窓口でお金を払う必要はありますか?
Q. 病院に通いながら、こちらも利用できますか?
受ける前に、中身が分かっていたほうが安心だと思います
- 追突では0.1秒のあいだにケガが起きています。筋肉の反応は間に合いません
- 強く揉めば治る、安静にすれば治る、はどちらも当てはまらないと考えています
- はじめに15分かけて、どこが原因かを確かめます
- 触れられないほど痛い時期はハイボルテージや微弱電流。触らずにできます
- かたさが出てきたら手技と超音波、動きが戻ってきたら可動域調整とリハビリ
- 仕事を休めない方にはテーピングで守り方を決めます

毎回、今日は何をするかをお伝えしてから始めます。
TEL 0568-70-2801
交通事故の方の受付 平日 9:30〜12:30 / 15:00〜20:00 土 9:30〜13:30
日曜定休・祝日は通常営業(第二・第四月曜は定休)
駐車場 店舗裏に6台(終日利用可)/店舗前に共有駐車場あり
※交通事故の方は20時まで受付可能です。
保有資格:柔道整復師
内容確認日:
参考にした研究・資料(5件)
- Kumar S, Ferrari R, Narayan Y. Reflex muscle contraction in the unaware occupant in whiplash injury. Spine. 2005;30(24):2794-2798.
- Siegmund GP, Blouin JS, Inglis JT, et al. The startle response during whiplash: a protective or harmful response? J Appl Physiol. 2012;113(4):532-540.
- Kaneoka K, Ono K, Inami S, Hayashi K. Motion analysis of cervical vertebrae during whiplash loading. Spine. 1999;24(8):763-770.
- Farrell SF, et al. The symptom profile of people with whiplash-associated disorder – A mixed-method systematic review. Musculoskelet Sci Pract. 2024.
- Bleakley CM, Glasgow P, MacAuley DC. PRICE needs updating, should we call the POLICE? Br J Sports Med. 2012;46(4):220-221.




